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名古屋大学
ワークライフバランス推進で、子育てを楽しもう!
子育て支援プロジェクト 音声読み上げ


参考事例

名古屋大学は、大学構成員が安心して仕事と育児の両立が円滑にできるよう、男女共同参画センターを中心に、学内保育園・学童保育所をはじめとする子育て支援の拡充と環境整備に努めています。

ワークライフバランスを応援するアクションプラン

名古屋大学では、教職員のワークライフバランス推進のために、以下のアクションプランを実施しています。

  1. 午後5時以後及び休日の会議開催の原則禁止。
  2. 部局長は育児休業を取得しやすい環境を整備し、その制度及び支援体制について周知徹底する。
  3. 部局長は2歳に達するまでの子どもを養育する教員については、各部局の事情に応じ適宜判断し、授業担当、委員会業務等を軽減又は免除する。
ワークライフバランスを応援するアクションプラン
  • 3の対象となる教員は、男女を問わず、単身(配偶者なし・単身赴任等)または、配偶者が就労中(長期療養中等も含む)の者とする。
  • ここでいう単身赴任とは、単身赴任手当の受給の有無に関わらず、家族と別に暮らしている者とする。

センター試験など、入試業務による休日出勤に際しては、学内保育園・学内学童保育所を開園することで、2歳児以降の保育も支援しています。また、育児中の短時間勤務制度も導入、実施しています。


「小一の壁」を乗り越える!

小学生の子どもを預かる公的な学童保育では、放課後の延長保育がないか、あっても時間が短いため、夜間の延長保育がある保育園よりも預かり時間が短くなります。その結果、子どもの小学校入学を機に仕事を辞めたり、働き方を変えたりせざるを得なくなるといった問題が生じていることから、名古屋大学は2007年、全国の事業所では初となる常設型の学童保育所(ポピンズアフタースクール)を開設しました。

ポピンズアフタースクールでは、子どもたちの知的好奇心の発達を促し、学習意欲の向上につながるよう、大学の物的知的財産を最大限に活かしたプログラムを、教職員、学生、地域の方々の協力を得ながら、開発、実践しています。


保育園と学童保育所との連携による子育て支援体制の拡充強化

保育園と学童保育所との連携による子育て支援体制の拡充強化


名古屋大学学童保育所(ポピンズアフタースクール)の教育プログラム

名古屋大学学童保育所(ポピンズアフタースクール)の教育プログラム


子育て中の教職員・学生のためのコワーキングスペース

単身子育て中の女性研究者や子育て中の教職員の声を反映し、2015年に、教職員・学生、およびその家族が、子どもを連れて、仕事や勉強・打合せなどに利用することができるスペースができました。

「ウッドデザイン賞2015」も受賞した愛知県産の杉材によるあたたかいスペースで、乳幼児はのびのびと遊ぶことができ、大人も気分転換を図ったり、学生や同僚との交流、家族との団らんの場として活用しています。

コワーキングスペースで過ごす教職員と子どもたち

コワーキングスペースで過ごす教職員と子どもたち


【以上の取組の成功に向けた留意点】 ★は該当する項目
  戦略性:機関の経営戦略として位置づけている
  トップのコミットメント:機関のトップが牽引している
取組体制の整備:実施責任者を置き、明確な実施組織等を整備している
  成果目標:具体的で明確な目標等を設定している
  双方向のコミュニケーション:幹部層と構成員のコミュニケーションを促進している
  説明責任と透明性:外部評価委員会等を設置し、外部の意見を取り入れる体制としている


http://www.nagoya-u.ac.jp/


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